2017年8月18日 UP
マーケティング

<竹島塾第2期 開講記念企画>           現代マーケットにおけるコピーのちから②

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みなさん、こんにちは!
VALメディア編集部による、連載記事を掲載いたします。
本連載企画は、VALCREATIONがプロデュースをする「竹島塾」第二期開講を記念し、
キャッチコピーの作り方や活用方法をお伝えしていくことを目的にスタートいたしました。

開講までの1ヶ月間、週に1度のペースで更新してまいります。
キャッチコピーの魅力を少しでも感じて頂けますと嬉しいです。

また、記事のなかで「竹島塾」塾生が実際に書いた「コピーBefore After」も掲載いたしますので、
こちらもぜひ楽しんでご覧いただければと思います。

その違いに愕然とすること間違いなしです!

 

「AIコピーライターが誕生していること

 知っていますか?」

 

モノや情報が溢れかえる現代マーケットにおいて、
差別化の手段のひとつとして「キャッチコピー」の力が注目されています。
駅の広告や電車の中釣り、テレビCM、SNS、ありとあらゆる場面で綺麗なコトバ、巧みなコトバが描かれ、
SNSではキャッチーなコトバが誕生し流行語になることもしばしばです。

そのような社会環境の中、ついにキャッチコピーを生成するAIが誕生いたしました。
その名も「AICO」(アイコ/AI CopyWriter)。

今回は本企画第二弾として、AI誕生から考える“コピーライターの役割”についてお伝えします。

 

“AIコピーライター”の実証された能力とは

 

2017年5月、人工知能(AI)が広告コピーを生成するシステム「AICO」のβ版を、
電通と静岡大学が共同開発しました。
「AICO」はなんと1度に1万個以上のコピーを生成することができるそうです。
詳細は、電通オウンドメディア「電通報」に掲載されている「AIコピーライター、AICOだよ。」
という記事をご覧いただければ分かりますが、実際に「AICO」が作ったコピーも公開されており、
想像以上にレベルが高いことに驚かされるはずです。

既に力は実証済みであり、新聞協会広告委員会が主催する2016年度の「新聞広告クリエーティブコンテスト」では、
1000以上に及ぶ全応募作品の中からファイナリスト16作品に選ばれたようです。
2016年度の「宣伝会議賞」での受賞は逃したそうですが、
この時の知見を確実に積み重ねて次へ活かしていく能力があり、宣伝会議賞受賞もそう遠くはなさそうです。

広告業界では、今後「AICO」をどのように活用していくのか期待が寄せられていますが、
コピーライターという職を持つ人にとっては、存続が危ぶまれるショッキングなニュースと言えます。

 

多様な切り口から、コピーのキーワードを探す

 

ただ、その中にも一つ希望があります。
それは、AIがコピーを生成するための「キーワードを入力するのは人間」ということです。
コピーを作る際に必須の行程として“連想ゲーム”が挙げれられます。
つまり、どれだけ多くの“切り口=キーワード”を考えられるか、
これがライターとして、またはマーケティング・広報従事者として生き残る上でのポイントとなります。

コピーは、基本的にはキーワードとキーワードをつなぎ合わせて作ります。
例えば「おにぎり教室」のコピーを作る際には、まず「おにぎり」の切り口となるキーワードを挙げます。
白い、お米、三角、日本の伝統料理、田んぼ、のり、梅干し、トンボ、etc..
そうやって、まずはどんどんキーワードを書いていきます。
そうすると徐々にサイドブレーキが外れていき、コピーが作りやすい脳の状態へと変化していきます。
また、キーワードを探す際のポイントは、外国人から見た場合や幼い子から見た場合など、
いろいろな角度から切り口を探すことです。
最終的には、浮かんだキーワードを眺めながらそれらをつなぎ合わせてコピーを作っていきます。

このようにキーワードを確定させる作業は、“人間にしかできない”ということですね。
AIにはAIの良さがあり、人間には人間の良さがあるため、競い合い、奪い合うことはナンセンスですが、
理想的な共存社会を目指す上でも、まずは何事にも様々な角度からのキーワードを探す癖をつけておくことが重要です。

コピーは逆上がりや自転車と一緒です。最初はできないものが、練習すれば段々自然とできるようになります。
その状態を目指して、是非“キーワード探し”を習慣にしていくことをオススメします。

 

「竹島塾」塾生による、コピーBefore After!!

 

お題:骨盤ウォーキング教室に行きたいと思わせるキャッチコピー
媒体:HP、チラシなど

 

Beforeコピー「ウォーキングは魅せるもの」

 

う~ん。悪くはないのですが、力強さには欠けますよね。何故なのでしょうか。
原因①ストーリーがない…主語と述語でコピーが終わってしまっているため、言葉以上のイメージは湧いてこないですね。
原因②ベネフィットが不明確…魅せたあとにどのようなベネフィットがあるのか、いまいちピンときませんね。

こちらは、竹島塾1日目の講義で受講生が作成したコピーです。

それでは、竹島塾2日目の最後に作成したコピーを紹介します。
こちらです。

 

Afterコピー「今年の夏はヒップラインで勝ちに行く!」

 

インパクトありますよね!
夏、勝負を仕掛けたい女性だったら「行ってみようかな」と少し検討しそうではありませんか?
情景が思い浮かびやすい、良いコピーです。

 

キャッチコピー初心者でも、きちんと基礎的な考え方を学び、
かつ塾長の竹島靖が提唱する「コピー48手」の手法を用いれば、
これだけのインパクトあるコピーが作れるようになるのです。

また『竹島塾』では、参加者同士でお互いのコピーを評価しあうため、
自分の視野を広げ、様々な切り口やアイデアを得ることができます。

 

こちらのコピーは男性受講生が考案したものですが、
女性受講生のアドバイスにより、埋もれていたコピーの中からブラッシュアップされました。

こうして、様々な年齢・性別・職種の人々の忌憚のない意見を聞ける場が、
コピーのキーワードを探す上では欠かせません。

 

皆様、是非一緒にキャッチコピーのちからを磨いていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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by Valmedia編集部