- 2017年8月29日 UP
- マーケティング
<竹島塾第2期 開講記念企画> 現代マーケットにおけるコピーのちから③
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みなさん、こんにちは!
VALメディア編集部による、連載記事を掲載いたします。
本連載企画は、VALCREATIONがプロデュースをする「竹島塾」第二期開講を記念し、
キャッチコピーの作り方や活用方法をお伝えしていくことを目的にスタートいたしました。
開講までの1ヶ月間、週に1度のペースで更新してまいります。
キャッチコピーの魅力を少しでも感じて頂けますと嬉しいです。
また、記事のなかで「竹島塾」塾生が実際に書いた「コピーBefore After」も掲載いたしますので、
こちらもぜひ楽しんでご覧いただければと思います。
その違いに愕然とすること間違いなしです!
「何故、キャッチコピーを学ぶ必要があるのか?」
モノや情報が溢れかえる現代。
FacebookやInstagramの情報を元に商品やサービスを購入する事が日常茶飯事となっています。
セルフメディアが台頭したことによってマスメディアが徐々に力を失っており、
読売新聞はここ半年で発行部数が52万部減ったとも言われています。
今回は本企画第三段として、
情報を得る媒体がマスメディアからセルフメディアへと移行しつつある現代において、
何故キャッチコピーを学ぶ必要があるのかをお伝えいたします。
PPAP流行の源
一時期大ブレイクを果たした、ピコ太郎による『PPAP』ですが、
YouTube上の再生回数は8月28日時点で124,414,854回となっています。
PPAPは公式以外にも様々な動画があるため累計では物凄い数字になると思いますが、
単純に考えても、1億2000万人以上の人がPPAPに関心があるということを示しています。
実は、PPAPはマスメディアを使って宣伝したわけでも何でもなく、
ジャスティン・ビーバーがツイートしたことから一気に拡散していったと言われています。
現代は、IT化・SNSの発達により、誰もがセルフメディアを持ち自由に情報を発信できる時代となりました。
マスメディアを活用せずとも『PPAP』のように人の心を掴むコトバ・コンテンツを発信することで、
自身のブランディングやセールスプロモーションができるようになったのです。
一億総コピーライター時代の到来
つまり、きちんとしたコトバを身につければ自分自身をメディア化することができる、
『1億総コピーライター時代』が到来したと言えます。
言い換えれば誰もがメディアとなり得る時代、消費者は莫大に膨れ上がった情報に混乱し疲弊しています。
DMが来ても封を切らずに捨てたり、テレビCMの最中にはトイレに行ったり、チラシが入っていてもドサッと捨てる。
それが消費者にとって当たり前の日常となっています。
その中で、私たちは情報を発信して消費者の足を止めないといけません。
普通のことを普通に言っていては当たり前のようにスルーされてしまう時代だからこそ
自身が優秀なコピーライターになる必要があるのです。
『PPAP』のようにインパクトがあり時流に乗っているコトバを生み出すことができれば、
そこから集客導線を太くすることができます。
ただし、コピーは面白さやインパクトだけが重要ではありません。
本企画第一弾でも述べましたが、目的に沿ったコピーを作ることが何よりも大切です。
竹島塾では、1日目に「広告に頼らないセルフアドの手法」を、
2日目に「人の心を掴むキャッチコピーの作り方」をテーマに講義いたします。
実際に集客導線を設計・点検・補修するワークも行いますので、
それぞれのセルフメディアの目的に沿ったキャッチコピーの作り方を学ことができます。
現状のコンテンツに直ぐにでも活かしていただけるコピーを持ち帰ってみませんか?
「竹島塾」塾生による、コピーBefore After!!
お題:婚活イベントへの参加を促すコピー
媒体:HP、Facebook、チラシなど
Beforeコピー「最短で相手の内面を知る方法『家族の思いやり』」
う~ん。説明調なので普通にスルーされてしまいそうですね。
何が問題なのでしょうか。
原因①インパクトに欠ける…最近婚活イベントも増えているため、
まずはターゲットに気にしてもらう必要があります。
他の婚活イベントと違うんだとアピールする何かが必要ですね。
原因②ベネフィットへのつながりが見えない…婚活イベントに参加する人の動機と
企画コンセプトがミスマッチしている感じがします。
こちらは、竹島塾1日目の講義で受講生が作成したコピーです。
それでは、竹島塾2日目の最後に作成したコピーを紹介します。
こちらです。
Afterコピー「あっ、独身ですか?」
おーーー!インパクトありますね!!
独身であれば一瞬目を引かれますよね?
この後、サブキャッチで主旨やコンセプトをきちんと伝えられれば最高のコピーになるのではないでしょうか。
婚活のタイトルや、チラシの冒頭に使えそうな良いコピーです。
キャッチコピー初心者でも、きちんと基礎的な考え方を学び、
かつ塾長の竹島靖が提唱する「コピー48手」の手法を用いれば、
これだけのインパクトあるコピーが作れるようになるのです。
また『竹島塾』では、参加者同士でお互いのコピーを評価しあうため、
自分の視野を広げ、様々な切り口やアイデアを得ることができます。
企業のマーケティング担当者はもちろん、ブランディングを考えている経営者、
個人で活動するフリーランスの方、起業を考えている方も必見の内容です。
皆様、是非一緒にキャッチコピーのちからを磨いていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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