2018年1月15日 UP
マーケティング

高倉塾最終講「店舗にまた行きたくなる、スポーツ用品専門店のコンセプトを考える」

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2017年12月21日(木)、東京渋谷にて第35回高倉塾を開催いたしました。

皆さまには突然のお知らせとなりますが、『高倉塾』は本講義をもって一旦休講とさせていただくことになりました。
理由を一言で申し上げると、“高倉塾長の栄転”でございます。
スポーツクラブ業界を牽引する大手ライザップ社より、新規事業の本部長へとヘッドハンティングがあり、12月よりライザップ社へ通常勤務をしております。
新規事業へ集中する上で、ライザップ社の業務と高倉塾の活動を両立させるのは難しいのではないか、との判断から「休講」という決断へと至りました。
ライザップ社の業務が落ち着きましたら、高倉塾を再会したいと塾長も申しておりますので、しばらくのあいだ休講となりますこと、ご了承いただきたく思います。

 

さて、今回の講義では、高倉塾長が今後携わることとなるライザップ社の新規事業、「スポーツ用品店」を題材に「店舗にまた行きたくなる、スポーツ用品専門店のコンセプトを考える」というテーマのもと、解決策を考えるワークショップを実施しました。

ライザップ社は今年3月、西日本を中心に展開しているスポーツ用品店「パワーズ」を買収。続けて今月にスポーツ用品店「B&D」を買収いたしました。
しかしながら、「パワーズ」「B&D」ともにスポーツ用品店大手の「ゼビオ」や「アルペン」などと比べると大きな差別化点はなく、“普通のお店”から脱却できていないことが大きな課題です。
また、スポーツ用品店業界は全体を通して大変悲観的な状況であり、特にAamazonを代表するネット通販、メルカリを代表するリユース、ブランド商品を格安で販売するアウトレットショップなどの台頭により、スポーツ用品店に足を運ぶ人そのものが減っているという問題を抱えています。

そのような状況のなかで、それでも「足を運びたい」「何度でも訪れたい」と思えるような店舗にするための施策について、まずは“子供(小学生~高校生)”“女性”をターゲットにどのような商品/サービス/催し(イベント)があるとよいか、という点を考えました。

10分のシンキングタイムの後、受講生より自由にアイデアを発表していただきました。

・VRを活用して、夏でもウインタースポーツを体感できるようにする。
・トレーナーと組んで、商品購入後の講習を受けられるメニューを作る。
・ショップ店員さんが皆イケメン!!
・スポーツが苦手な子供を対象に“出来るようになる”応援をする場所にする(鉄棒や跳び箱など)。
他にも、ユニークなアイデアを沢山発表していただきました。

受講生から挙げていただいたアイデアを聞き、やはりただのスポーツ用品店ではなく、何かしらの催し(イベント)が必要だということを高倉塾長は確信したようです。
そこで後半は、催しを行う際、どのようなエンタテイメント性を持たせればリピートへつながるか、また催しに参加した人に対してどのような商品を提案するのか、という2点について改めてシンキングタイムを設けました。

 

受講生からは様々なアイデアを発表いただき、熱気も冷めやらぬまま時間の関係で閉会となりました。

講義後は有志で懇親会を行い、講義では挙がらなかった新しいアイデアについて話したり、スポーツ用品店の現状についてヒアリングをしたりと、更に熱い議論が交わされました。

 

高倉塾の再会時期については現在未定でございますが、講義再会の際には、改めてお知らせいたします。今までありがとうございました。

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Valmedia編集部

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