2016年11月11日 UP
マネジメント

「100年続く経営の要諦」

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2015年10月13日(火)東京都千代田区にて、100年経営研究機構主催による「第1回東京研究会」が開催されました。
100年経営研究機構の後藤俊夫代表理事が「100年続く経営の要諦」について講義を行いました。

研究会の冒頭に発表されたのが、長寿企業に関するデータ。
国内及び海外の100年超、200年超、500年超続いている企業の数、最古企業10傑といった数字・統計など、今後学びを深めていくうえで、大前提となる研究データが発表されました。
世界最古の企業は、大阪府大阪市にある社寺建築や文化財建造物の復元、修理等を行う会社「金剛組」です。

続く第2部では、データや文献から後藤氏が導き出した「日本に長寿企業が多い理由」が明かされました。
背景には、日本古来の文明・文化がそれらの基盤にあるそうです。

最後は、長寿企業の大半を占めるファミリービジネス(同族企業)の話。
「日本の長寿企業の大半がファミリビジネスです。家族間での上手な事業継承が成功のカギでしょう。」と後藤氏は言います。これこそが日本経営の主流であり、調査から、法人260万社のうち実に97%、上場企業の半数以上が同族企業で、会社員の77%が同族企業勤務だと確認されています。

初回にもかかわらず、永続する経営の在り方を学ぶ上で、核心に迫った話も飛び出した会となりました。

100年経営研究機構では、偶数月の第1金曜日に研究会を実施しております。ご興味ある方は、是非ご参加ください。

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Valmedia編集部

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