2017年10月11日 UP
マネジメント

『新志塾』卒業生交流会 開催報告

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10月4日(水)、東京 恵比寿にて『新志塾』全期卒業生の交流会を開催いたしました。
出張帰りに駆けつけてくださった方や研修の合間を縫って参加してくださった方など、この機会を逃すまいと、意欲的な卒業生が集いました。

新将命が塾長を務める『新志塾』は、2013年開校以来、早5年が経過しており、東京・大阪・山口と計12期、120名以上の卒業生を輩出してまいりました。
「『新志塾』の学びを振り返る場が欲しい」
「同じ学びを得た他期の卒業生とも交流を深めたい」
という声が増えたことから、今回の全期卒業生の交流会を開催するに至りました。

交流会は会食形式で進行し、乾杯、歓談の後、参加者による発表の時間へと移っていきました。参加者には、新志塾での学びをどのように活かしているか、また今の経営課題は何か、について発表していただき、その内容に対して新塾長が講評やアドバイスを行いました。

参加者の発表のなかには、
「新志塾以降、社の理念を貼り付けた手帳を従業員全員へ渡しており、社内での理念浸透率はかなり上がった」
「事前評価よりも事後評価が良くなるようサービス向上を徹底した結果、クライアントのリピート率がものすごく上昇した」
「新志塾での学びを社内にも普及したいと思い、若手リーダーを中心に書籍やDVDを渡して学ばせたところ、少しずつだがモチベーションが上がってきているように感じる」
など、実際に新志塾での学びを実践した結果、成果へと結びついている方が多く、参加者もお互いの発表に刺激を受けていました。

新塾長からは、「部下をすぐ叱ってしまうのが現状の課題」という参加者に対して、「叱るのは良いが、怒るのは良くない。何故なら、怒るのは感情がベースにあり、叱るのは“もっと成長して欲しい”という愛情がベースだから」というアドバイスがありました。
また、「目標設定をしてがむしゃらに頑張っている時、ふと自分が進んでいる方向は本当にあっているのか?と不安になる時がある。“これであっている!”という実感はどういう感触で得られるのか?」という質問に対しては、「目標を立てて頑張っていても、実感はなかなか持てないもの。そこで大事なのが“コツコツカツコツ”。諦めないで続けていると、突如実感が湧いてくるタイミングがある。これは脳科学的には6ヶ月と言われていて、私自身も6ヶ月で体感することが多い。だから、なかなか実感が得られなくても“今は踊り場にいるんだ”と思って諦めずに続けることが大事」という激励がありました。

参加者の発表後に新塾長による総括として、「長寿企業作りのための“黄金ループ”」と「経営品質診断書」の共有がありました。企業を継続していくためには、まず“経営者品質”を高めることが最重要です。そうすれば、“社員品質”→“商品・サービス品質”→“顧客・社会満足”→“業績”→“株主満足”と全てが連動して良くなっていき、企業は発展していきます。これは『新志塾』でもお伝えした内容ですが、復習の意味も込めて、再度この黄金ループの重要性を説き、点検する上で“経営品質診断書”の作成を推奨しました。

経営に正解はありません。ただ、「原理原則」はあります。
『新志塾』以降様々な実践を行ってきた参加者の皆様も、これを機に次なる課題に挑んでいこうと気持ちを新たにしていました。

『新志塾』は、二日間の講義で終わりではありません。新志塾メソッドを共有する意識の高い仲間との交流の機会や、新塾長から直接現状の課題に対するフィードバックを受けることができる勉強会など、卒業後も継続して学びの場をご提供してまいります。

参加者の皆様からも、「こういう学びを振り返る場をもっと活発にして欲しい」という言葉をいただきましたので、今後さらに『新志塾』卒業生のネットワークを強化していくべく、事務局も力を入れていこうと考えております。
 
11月11日、12月2日開催、『新志塾-東京11期-』はまだ空きがございますので、関心ある方はぜひご参加ください。
URL:http://atarashimasami.com/shinshijuku/aboutus/aboutus.html

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Valmedia編集部

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